リノベーションのデザイン探しで「沼にハマる」理由
参考事例を見過ぎると理想の住まいが分からなくなる?
リノベーションを検討し始めると、多くの方がまずInstagramやPinterestを開きます。
「こんな家に住みたい」
「こんなキッチンが素敵」
「このリビングがおしゃれ」
そんな参考事例を探しながら、理想の住まいをイメージしていく方がほとんどでしょう。
実際、インターネット上には膨大な数の施工事例や空間デザインが公開されています。
しかし、その情報量の多さが、逆に理想の住まいを見失う原因になることがあります。
デザイン探しは終わりがない
施工事例や空間デザインの画像は、毎日見ても見切れないほど存在します。
さらに、
- ホテルライク
- ナチュラル
- ミニマル
- 北欧風
- モダン
など、さまざまなテイストが次々に表示されます。
最初は楽しい作業でも、
「これも良い」
「あれも良い」
「やっぱりこっちも良いかも」
を繰り返しているうちに、
「結局、自分はどんな家にしたかったんだろう?」
という状態になることがあります。
参考事例の見過ぎは香水の試し過ぎと似ている
百貨店や空港の香水売り場で、何種類もの香水を試した経験はありませんか?
最初は違いがよく分かりますが、何本も試しているうちに、だんだん香りの違いが分からなくなってきます。
実は、デザイン探しでも似たような現象が起こります。
最初は感動していたデザインも、何百枚と見続けているうちに、
- どれも同じに見える
- 違いが分からない
- 決め手が見つからない
という状態になってしまうのです。
デザイナーも「沼にハマる」
実は、この現象はプロのデザイナーにも起こります。
デザイン業界では、
「沼にハマる」
という表現がよく使われます。
さまざまな案を見たり考えたりし続けることで、
- 何が良いのか分からなくなる
- 判断基準を失う
- 決断できなくなる
状態を指します。
リノベーションを検討する一般の方が迷ってしまうのも当然なのです。
なぜ沼にハマるのか
理由は大きく3つあります。
細部ばかり見てしまう
画像を見続けると、
- 照明
- ソファ
- タイル
- 壁材
など細かな部分ばかりが気になり始めます。
その結果、本来大切な空間全体の世界観を見失ってしまいます。
ゴールが決まっていない
どんな住まいを目指すのかが曖昧なまま情報収集を始めると、比較対象が無限に増えてしまいます。
情報量が多すぎる
今は情報が簡単に手に入る時代です。
しかし情報が多すぎることで、かえって判断が難しくなることもあります。
沼にハマった時の対処法
実際の住環境に近い事例だけを見る
参考にするなら、
- 自宅と近い広さ
- 近い間取り
- 近い住環境
の事例を優先しましょう。
100㎡以上の海外住宅と、70㎡のマンションでは前提条件が大きく異なります。
実現可能性の高い事例に絞るだけでも迷いは大幅に減ります。
一度情報収集をやめる
迷った時は、あえて数日から数週間、デザイン探しを休むことも有効です。
不思議なことに、時間を置くことで本当に好きなデザインだけが残ることがあります。
理想のイメージを言葉にする
例えば、
- ホテルライク
- 静かな空間
- 温かみのある空間
- ミニマルな空間
など、自分が求める暮らしを言葉にしてみましょう。
言語化することでゴールが見えやすくなります。
デザイン探しをもっと効率的にする方法
実は、多くの施工事例サイトには大きな課題があります。
それは、
「そのデザインが自宅で実現できるか分からない」
ということです。
さらに、気に入った事例を見つけても、
- どの素材を使っているのか
- いくらかかるのか
- 施工会社にどう伝えればよいのか
が分かりません。
ReNoverが目指す新しいリノベーション
私たちは、この課題を解決するためにReNOVERを立ち上げました。
ReNOVERでは、海外デザイナーによる空間デザインを中心に、実際のマンション間取りを前提としたデザインを多数掲載しています。
さらに、
- 完成後の空間を事前に確認できる
- 家具やインテリアを含めた世界観が分かる
- 概算工事費が表示されている
- 気に入ったデザインをそのまま実現できる
という特徴があります。
施工事例を延々と探し続けるのではなく、完成形の空間デザインを選ぶ。
それがReNoverの考える新しいリノベーションです。
まとめ
リノベーションで理想の住まいを実現するために必要なのは、情報を増やし続けることではありません。
むしろ、
- 自分の好みを知ること
- ゴールを明確にすること
- 本当に参考になる事例だけを見ること
が重要です。
もし今、デザイン探しで迷っているなら、それはあなたのセンスがないからではありません。
単純に、情報が多すぎるだけかもしれません。
まずは理想の暮らしを明確にし、その実現方法を考えることから始めてみてはいかがでしょうか。

