リノベーションの不安 ①「一体、何から始めればいい?」

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「一体、何から始めればいい?」

リノベーションをしたい。

でも、何から始めればいいのかわからない。

  • 施工会社を探す?
  • ショールームに行く?
  • 間取りを考える?
  • 予算を決める?
  • InstagramやPinterestで施工事例を探す?

調べれば調べるほど、「結局、何から始めればいいんだろう」

リノベーションを検討している方にとって、とても多い不安の一つですね。

こういう不安を解消するのは、実は簡単です。

最初から細かいことや、具体的なことを決めようとしないことです。

「どんな家にしたいですか?」

これは、多くの人にとって、実はかなり難しい質問です。

「ホテルライクが好きです」

「モダンな感じがいいです」

「シンプルで落ち着いた家にしたいです」

くらいなら答えられるかもしれません。

でも、空間は、素材、色味、照明、家具などが複雑に組み合わされて形成されているので、

「どんな家にしたいですか?」を言葉で説明するのは、実は至難の業なのです。

情報過多の中で、順番を間違えないこと。

でも、リノベーションの相談に行くと、

「どんな家にしたいですか?」

「イメージはありますか?」

「希望のテイストを教えてください」

と聞かれますよね。

また、リノベーションについて調べると、

  • 「失敗しないために確認すべき50項目」
  • 「後悔しないコンセント配置」
  • 「絶対に考えておくべき家事動線」
  • 「収納計画で失敗しない方法」

といった情報がたくさん出てきますね。

こういうことは、一旦、全部、忘れてください。

なぜなら、こういう細かい事は、最終的に決めることになるからです。

でも、最初に考えることではない。

考える順番を間違えると、まず間違いなく、何をどう決めていけばいいか分からなくなります。

最初は「言葉」ではなく、「直感」でいい

では、何から始めればいいのでしょうか。

難しく考える必要はありません。

リノベーションを考える際、PinterestやInstagramなどのSNSやWebサイト、雑誌など、色々なところで、デザインを探したりしますよね。

その中で、

「これ、好き」

「こんな家に住みたい」

「こんなデザインになったらいいな」

と思うことがあるでしょう。

それが、あなたにとっての正解です。

そう、直感です。

なぜ好きなのか。

どの素材がいいのか。

何というデザインなのか。

そんなことを、言葉にする必要はありません。

空間を見た瞬間、

「これ、好きだな」

「なんだか落ち着く」

「こういう家に帰ってきたい」

「ここに住みたい」

そう感じたのであれば、その感覚を大切にしてください。

その直感が、一番正確で、一番あなたの好きを表し、一番あなたが手に入れたい未来の暮らしです。

私たちは、美しいホテルやレストランに入ったとき、空間全体を見て、まず感覚的に、「好き」と感じています。

リノベーションも同じです。

言葉にはできないけれど、ここに住みたい。

その感覚が、あなたの希望そのものなのです。

言葉にして伝える=ストレスを感じる。

人は、言葉にして伝えないといけないと考えた瞬間、大きなストレスを感じます。

どう伝えればいいのか、上手く伝えられるか、ちゃんと理解してくれるかなど、不安や疑問が頭をよぎってしまうからです。

リノベーションの最大の障壁は、予算やデザイン探し、施工会社選びではないのです。

最大の障壁は、アレもしないといけない、コレもしないといけない、どう伝えよう、正確に伝わっているかなという、考えないといけないストレス、不安になるストレスなのです。

せっかくのリノベーションです。

これからの暮らしが大きく変わる、素晴らしい機会なのです。

最初から、ストレスなど、抱える必要はありません。

次は、「家でどんな時間を過ごしたいか」

好きな世界観やデザインが少しずつ直感として見えてきたら、次は、想像です。

「リノベーションした新たな住まいで、どんな時間を過ごしたいだろう」

たとえば、

  • LDKのソファでゆっくり過ごす時間が好きなのか。
  • 本を読む時間を大切にしたいのか。
  • 朝は比較的ゆっくり家で過ごせる生活なのか。
  • それとも、仕事から帰った夜の時間が至福の時なのか。
  • 夫婦で過ごす時間を大切にしたいのか。
  • 子どもと過ごす時間が中心なのか。
  • あるいは、家族と暮らしながらも、一人で静かに過ごす時間を確保したいのか。
  • 友人をよく招くのか。
  • 料理をする時間そのものを楽しみたいのか。

ここには、正解はありません。

大切なのは、

「自分たちがどういう暮らしをしたいのか」を想像することです。

ここも、先ほど述べたのと同じ、せっかくのリノベーションです。

新しくなる未来の暮らしを、思いっきり想像してください。

「好きな世界観」と「過ごしたい時間」が見えてくれば、住まいの軸ができる

ここまで来ると、だんだんとリノベーションはやりやすくなってきます。

たとえば、

「静かで、余計なものがなく、余白が多いミニマルなLDKで、休日の朝、夫婦でゆっくり過ごす時間を大切にしたい」

という人。

「モダンで少しラグジュアリーな世界観のLDKで、週末の夜、友人を招いて食事を楽しみたい」

という人。

「侘び寂びの趣を感じる世界観のLDKで、外の世界とは遮断された時間を過ごしたい」という人。

同じ80㎡の3LDKだったとしても、つくるべき住まいはまったく異なります。

つまり、

「どんな世界観が好きか」と「どんな時間を大切にしたいか」が分かると、リノベーションの大きな方向性が決まるのです。

ここが、とても重要です。

リノベーションは、「大きなこと」から「小さなこと」へ

だから、考える順番をシンプルにしてみてください。

好きな世界観を見つける。

まずは、「ここに住みたい」という直感を大切にして、自分が心から好きだと思う世界観を見つけてください。

次に、

その家で、どんな時間を過ごしたいのかを想像する。

朝なのか、夜なのか。

家族との時間なのか、一人の時間なのか。

食事なのか、読書なのか、映画なのか。

そして、その二つが見えてきてから、一度、気になる施工者に相談してみてください。

オンラインでも構わないし、メールでも、LINEでも構わないと思います。

相性がいい施工者なら、完成度はまだ低くても、それなりに、あなたの心に刺さる提案や答えを返してくれるはずです。

「何から始めればいいかわからない」は、悪い状態ではない

リノベーションは、多くの人にとって初めての経験です。

だから、

「まだ間取りが決まっていない」

「好きなデザインを説明できない」

「設備について全然詳しくない」

というのは、ごくごく普通の状態なのです。

未経験で、かつプロでも言葉にするのが難しい問題から解き始めようとすると、大きなストレスを感じたり、何も進められなくなってしまうのは当然です。

だから、まず、シンプルに、

「この空間、好きだな」と直感的に思えるものを見つける。

そして、

「自分は、この家でどんな時間を過ごしたいのか」を想像してみる。

それで最初は十分です。

リノベーションは、最初からすべての答えを持っている人だけが成功するものではありません。

むしろ、自分の感覚を大切にしながら、一つずつ解像度を上げていくものです。

だから、「何から始めればいいかわからない」と思ったら、まずはたくさんの空間を見て、

「ここに住みたい」と思える一枚を見つける。

そこから、リノベーションを始めてみてください。


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