リノベーションを検討される際、ネットで様々な情報を集める方も多いと思います。リノベーションが一般的になりつつある今、ネット上にはデザイン事例を含め、多種多様な情報があふれています。
多種多様なデザインを選べること——これこそがリノベーションの醍醐味のひとつです。 新築マンションにも多少のオプションはありますが、リノベのように幅広いデザインの選択肢があるケースはほとんどありません。新築マンションと空間デザインの関係については、別記事「デザインの追求を諦めたのが新築マンション」をご参照ください。
リノベーションの魅力は、数あるデザインの中から自分好みを選び、理想の住まいを実現できる点にあります。
施主にとって本当に大切なこと
多くの選択肢があること自体は素晴らしいことです。しかし、忘れてはいけないのは「選択肢が多いこと自体」が価値ではないということ。
施主にとって本当に大切なのは、 自分の好みに合ったデザインを選び、それを実際に自宅で実現すること です。
いくら選択肢が豊富でも、完成した住まいが理想とかけ離れていては意味がありません。リノベを考える際には、「最終的に自分の理想の空間を実現できるかどうか」を第一に考えるべきです。
良いリノベが生まれる要素とは?
「良いリノベ=理想の自宅の実現」と定義した場合、良いリノベを生む要素は何でしょうか。
- 施工を担う職人の“腕の良さ”
- 施工会社の“対応力”
これらももちろん重要ですが、何よりも大切なのは “良いデザイン設計” です。
これは自宅のリノベに限らず、店舗やホテルの建築でも同じこと。最初に良いデザイン設計がなければ、どんなに職人の技術が高くても施主が満足する空間にはなりません。職人の仕事は「設計図面通りに美しく仕上げること」であり、設計図が施主の希望と違っていれば、そのズレを技術で修正することは不可能なのです。
良いデザイン設計に出会うには?
では、どうすれば良いデザイン設計に出会えるのでしょうか。
実はこれは非常に難しい問題です。リノベを依頼する前に、依頼先のデザイン設計が良いかどうかを確実に見極める方法はほとんどありません。依頼してみなければ分からない、しかし依頼後に「やっぱりやめます」とは簡単に言えない——これが通常のリノベの難しさです。
ただし、留意しておくべきポイントはあります。それは デザイン設計にも得意分野がある ということです。
耳鼻科の専門医は「胃腸炎も診ます」とは言わない
医療の世界には専門領域があります。耳鼻科は耳や鼻を専門に診るのであって、胃腸炎まで診るとは言いません。
デザイン設計の世界も同じで、デザイナーごとに得意なテイストや方向性が異なります。
ところが実際には、施工会社にリノベの相談をすると「どんなデザインでもできます」と言われるケースがほとんどです。もちろん、どんなデザインでもできる稀有な人材に出会えるかもしれませんが、そのようなケースはごく稀です。
施工会社や設計事務所の得意分野を見極める
私がデザインホテル「MOGANA」を建築した際も、建築家を選ぶにあたり、HPや作品集を徹底的に確認しました。そのうえでコンセプトや方向性を伝え、デザイン案を依頼しました。結果として素晴らしい提案を受け、そのまま依頼に至りました。
自宅のリノベでは建築家やデザイナーに直接依頼するのは難しい場合が多く、施工会社に設計と工事をまとめて依頼するのが一般的です。そのため、施工会社に相談する際は、必ずHPや事例を確認し、担当者へのヒアリングを重ねて得意分野を見極めましょう。
そしてできれば、自分の好みや方向性を伝えた上でデザイン案を作成してもらいましょう。もしそのデザイン案が気に入らなければ、無理に進めず、他の施工会社に相談することをおすすめします。
「これだ!」と思うデザインに出会えないときは?
リノベを成功させるには、何より素晴らしいデザイン設計に出会うことが大切です。理想のデザインに出会えたなら、そのまま進めれば良いでしょう。
しかし、もし「これだ!」と思えるデザインに出会えない場合には、ReNover を検討してみてください。
ReNoverは、海外デザイナーのデザインを中心に、多種多様なリノベデザインを掲載しています。空間デザインを得意とする私たちのチームが、海外デザイナーと連携して完成後のデザインを作成。ユーザーはその完成デザインを確認したうえで、リノベーション自体をそのまま購入できる仕組みです。
従来の「依頼してみないと分からない」「一度依頼したら途中で止められない」というリノベの難点を解消し、理想のデザインに納得してから進めることができます。
まとめ
リノベーションの最大の魅力は「多種多様なデザインの中から理想を選び取れること」です。 ただし大切なのは、選択肢の多さではなく、自分の理想を実際に実現できるかどうか。
施工会社の得意分野を見極め、納得できるデザインに出会うことが、理想の自宅をつくるための第一歩です。そして、もし思うようなデザインに出会えない場合は、ReNoverのような新しい仕組みを活用するのも賢い選択肢となるでしょう。

